STEP
施工要領
施工手順をステップで紹介
油水分離槽
1．分離槽本体
- コンクリート（6cm～10cm）は、舗装仕上げ面より－1,270cmの深さに打設する。
- ベースコンクリートの上に分離槽の外寸、寸法でスミ出しをする。
- 配水管の接続方向、及び流入箇所を確認し本体の設置方向を決定する。
- 排水図面による
- 重機で本体のスミ出しの位置にセットする。
- 本体の上に桟木を置く。
- 据え付け修正が容易な為
- 蓋部スラブを本体の上にセットする。
- 鉄板蓋をセットする。
- 安全対策
- バール等により蓋部スラブを舗装勾配なりに高さを合わせ、同時に位置も確認する。
- 本体と蓋部スラブの「すきま」をモルタルで充填する。(重要）
- 本体底部は漏水防止の為、固練りモルタルで施工する。(重要）
- 埋め戻しの土は、十分に転圧をする（重要）
2．ベンドパイプ
- 流入水の高さに応じて、各槽、隔壁に所定の高さにモルタルで固定する。
- （ベンドパイプの勾配が不要の場合もある）
- 最終槽の排水口は公共流出管の深さに応じて接続する。
- 注：公共下水管事前（着工前）にチェックの事。
3．その他
- 流入側、流出側の半穴（壁体が薄くなっている部分）は、必要に応じてはつる。
洗車ピット
- 空練りモルタルを所定の深さ（1.0cm位高くする）に敷き均す。又は図示の部分にコンクリートを打設する。
- 基準のスミ出し
- A：ヤリ方水糸張りをする。
B：コンクリートにスミ出しをする。
- 配水管の接続方向および流入箇所を確認し、本体の設置方向を決定する。
- 重機で本体を所定の位置（スミ出しの位置）にセットする。
- 本体の上に桟木を置く。
- 据え付け修正が容易な為
- 蓋部スラブを本体の上にセットする。
- 鉄板蓋をセットする。
- 安全対策
- バール等により、蓋部スラブを水平かつ所定の高さに合わせ位置も確認する。
- （木製クサビ等を用いセットする）
- 本体と蓋部スラブの「すきま」をモルタルにて充填する。
小排水溝
- ベースコンタクトの上に、端部ジョイント部のみ、空練りモルタルで固定する。
- 図示の通り舗装コンクリートとの一体化が理想です。
- 目地部分
- A：φ10～φ12スチールを目地部に充填し、コンクリート打設後、目地を仕上げる。
B：布製ガムテープを溝部内面に目張りし、コンクリート打設後、目地を仕上げる。
- 小排水溝の底部に、勾配モルタルを塗る
- A：小排水溝の蛇行が事前に発見できる。（美観）
B：グレーチングの割付が不要。（省力化）
C：緑石コンクリートブロック2列方式と比較して、内外の不陸や不動沈下が少ない。また、敷設手間が省力化でき、グレーチング用アゴ（グレーチング掛け）が安全である。
舗装コンクリート打設時には、小排水溝敷設の両側に均等に打設の事。